おはようございます、サスケです。
先日、とても印象深いニュースが
飛び込んできました。
「妖怪川柳コンテスト、20回で終了」
あの、妖怪の町・境港で開催されていた
妖怪川柳コンテストが、
今回の第20回をもって
終了するとのことです。
その理由が、
なんとも時代を象徴するものでした。
「AIの発達により、
人間が考えた川柳とAIが作った川柳の
区別がつかなくなってきたから」
これ、すごくないですか?
もう、AIが作った川柳が自然すぎて、
審査員ですら区別できない…。
人間の創作か、AIの生成か、
それすらも曖昧になる時代に
突入したということです。
これは、川柳だけにとどまりませんよね。
画像、動画、音楽、絵画、そして文章…。
すべてのクリエイティブの分野において、
AIは確実に存在感を増しています。
一昔前なら、
「人間にしかできない」と
言われていたような感性の分野に、
AIがどんどん入り込んでくる。
私も生成AIを使って
様々な動画を作っていますし、
ナルトダンスのような
コンテンツを量産して
マネタイズする手法も紹介しています。
でも、ここでひとつ
大事なポイントがあります。
「AIが使えるからこそ、
人間がどんな目的でどう活かすかが
問われる時代になった」
ということです。
例えば、妖怪川柳コンテスト。
これまでは、
「人間ならではのユニークな発想」
が見どころでした。
社会風刺だったり、
世相を表現したり、
妖怪を使って今の世の中を
ユーモラスに切り取る。
でも、AIもデータを学習して、
そういった表現ができるようになってきた。
下手をすると、
人間よりもテンポよく、
数をこなしてくる。
そうなると、
「じゃあそれ、AIでよくない?」
となる訳です。
ですが、私は思います。
AIで代替できるからこそ、
人間だからできることを
突き詰めるべきだと。
妖怪川柳コンテストが終わるのは、
少し寂しいことです。
けれども、
それは終わりではなくて、
新しい時代の始まりでもある。
AIが生み出した作品が
当たり前になってくると、
逆に「誰が」「どんな思いで」「何を伝えたいか」が、
ますます重要になってくる。
ただの言葉遊びではなく、
そこに背景やストーリー、
あるいは人間くささがあるかどうか。
実際、
私が作っているナルトダンス動画なんかも、
AIで1分で作れます。
でも、それをどう見せるか、
誰をターゲットにするか、
どうマネタイズにつなげるか。
これらはすべて
「人間の戦略」によるものです。
AIはツールに過ぎません。
武器を手にしても、
それをどう振るうかは人間次第。
AIで川柳が簡単に作れるなら、
じゃあ「AIを活用した新しい川柳体験」を
企画するのも手ですし、
「AIじゃ作れない川柳」を
追求するのも面白いです。
今回、境港観光協会も
「体験型の新しい企画を検討している」
と発表しています。
AIで作れる時代だからこそ、
「人が体験する」「人が心を動かされる」
何かが大事になってきます。
SNS動画の世界でも同じです。
AIで作った動画が
当たり前になってきた今、
ただの「面白い映像」だけでは足りません。
そこに「誰が」「何のために」「どう見せたいか」
の軸が必要です。
これからの時代、
「作れる」ことは大前提。
そのうえで、
「どう活かすか」が問われる。
あなたも、AIを恐れずに、
ぜひ活用してください。
むしろ、AIを武器にして、
人間にしかできないことに力を注ぐ。
そういう使い方ができる人が、
これからの時代に強いんです。
AIが妖怪川柳を終わらせたように見えますが、
AIによって「新しい妖怪体験」が
生まれる未来があるかもしれません。
是非、
AIという妖怪を味方につけて、
新しい時代を楽しんでください!
↑このオチ、うまくないですか(笑。
サスケ
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